ARENA 2 Mail

lastupdate:2008.07.31;ver.1.0.1b1
first:2002.09.01
(c)2002,T4Y,eye

--目次--

1.このプログラム作成の目的
2.使い方
3.開発環境
4.プログラムの扱いについて
5.更新履歴

1.このプログラム作成の目的

ARENAInternetMailerのメールデータをMacOSX10.2のMailへ移行しようと思っていたんですが、
やりかたが分からなかったんですが、Newton@-AtMark-さんで、移行の手順を記載していたので、
その手順を元にいろいろやってみたところ、以下の4つの手順で良いことが分かりました。

1.ARENA側でメールボックスの圧縮をする。
2.ARENAのメールボックスファイルの文字コードをS-JISからJISに、改行コードをCRからLFに変換。
3.ファイル名をmboxにして、適当なフォルダにいれ、そのフォルダに拡張子「.mbox」を付ける。
4.MailのMailboxesに入れる。

あとは、これをプログラム化するだけでした。

【特記事項】

このソフトは、自分が使えればいいやぁ、程度のチェックしかしてないので、
無保証、無サポートで提供するフリーウェアとします。
ご使用に関しては、自己責任でお願いします。
もう、自分の変換作業は終わっちゃったので、バージョンアップもしません。
現状のまま提供ってことで、ご了承下さい。


アドレスデータの変換には、ARENA 2 vcfってツールを作成してますので、
そちらで出来るかと思いますので、お試し下さいな。

http://lab.t4y.jp/mac/a2vcf/

2.使い方

だいたいこんな画面です。

0.前準備として、ARENAでメールボックスの圧縮をしておくといいかも。

1.【Read ARENA Mail】ボタンで出てくるファイル選択ダイアログで、ARENAのメールボックスファイルを選択します。

   /Users/~自分のユーザーフォルダ/ARENA Folder/Users/Main/Top/にそれぞれ、メールボックスのフォルダがあり、
  そのフォルダの中にある、拡張子のないファイルがメールボックスデータです。

2.メールボックスの名前を変更したい場合は変更します。

3.【conv. Mail】ボタンを押して、出力します。

  アプリケーションと同じ階層にある、outフォルダ内に、「メールボックス名.mbox」
   というパッケージフォルダとして出力しています。

4.移行したいメールボックスファイルの数だけ同じ作業を繰り返して、すべて変換します。

  複数のメールボックスファイルを選択して一気にやっちゃうほうが楽かもしれないですが、
  なんか一度しかしない作業に、そこまでプログラムをしっかり組むのも手間なので、
  こういう仕様とさせていただいてます。ゆるしてね。

5.メールボックスファイルをMailのデータフォルダに移動します。

   /Users/~自分のユーザーフォルダ/Library/Mail/Mailboxes/
  このフォルダの中に、ARENAから変換したメールボックスデータと同じ名前が有った場合は、
  ARENAから変換したほうの名前を適当に変えておいて、とりあえず、入れちゃいましょう。

6.Mailを起動して、それぞれのメールボックスをクリックしてみると、たぶん、
  読込んで、索引を作ったりしてくれると思います。

7.あとはMail側で既読にしたりメールボックスを整理してみたり、フォルダを作成してみたりして、
  適当に整理してみると。

その他の事項:
このアプリケーションで出来るのは、メールのテキスト部分のみの移行です。
付加事項(返信マークとか重要度とか添付書類)は移行できませんけど、まぁゆるしてください。
そういうのまでは私は必要ないので、やるつもりはないです。

ARENAの元データは変更をしてません。

3.開発環境

【ソフトウエア】
REALbasic 3.5.2J

【ハードウェア】
PowerBookG4-667MHz-DVD-ROM
512MB RAM

【OS】
MacOSX10.2

【プラグイン】
●Micono RbStringUtil v1.5.0
尾野道男
http://www.threeweb.ad.jp/~micono

4.プログラムの扱いについて。

このプログラムはフリーウェアです。
圧縮ファイルの中身を変更しない限り自由に配付しても良いです。
個人的利用においてはResEdit等で改編しても良いです。
ただ、改造後のプログラムを配付することは禁止します。
このプログラムを使用することにより、なんらかの障害が生じたとしても
作者はその責を負わないものとします。
プログラムの著作権は作者のeyeにあります。
こんなプログラムでも商業的利用したい、という方は連絡ください。

5.更新履歴

■2008.07.31
 配布サイトの変更

■2002.09.01
1.0.1b1:
 作成および公開